PHP講座入門

実際に動かす

プログラムを書く

 では、実際に動かしてみましょう。

 「3-1 実行環境を作る」で、デスクトップに「test」フォルダーを作りました。それを開きます。

 そして「3-2 エディターを選ぶ」でインストールしたエディターを使って、以下のようなプログラムを書きます。

 一字一句間違いなく入力するか、のボタンを押すと出てくるウィンドウの中身を全選択してコピーし、エディターに貼り付けてください。

<?php

echo $_GET['name'] . "さん、こんにちは!";

 それから、デスクトップのtestフォルダーに「hello.php」という名前を付けて保存します。その際、文字コードがUTF-8になっているかどうか確認してください。(文字コードの確認はそれぞれのエディターごとで異なります。分からない場合は、Googleで検索してください。)

 さて、デスクトップのtestフォルダーにhello.phpが保存されたでしょうか?

 おめでとうございます! これがあなたの作った最初のPHPプログラムです!

 

 では、実際に動かしてみましょう。

動かしてみる

 「test」フォルダーの中の「start.bat」をダブルクリックしてください。下のような画面になるはずです。

画面キャプチャー7

 開いたウィンドウは最小化しておいてください。

 

 では、ブラウザを開きます。ここではWindows 10 標準ブラウザのEdgeを使います。

 アドレスバーに、「http://127.0.0.1/hello.php?name=あなたの名前」と打ち込んで、エンターを押してみてください。

画面キャプチャー8

 上図のような結果になったでしょうか?この「name=あなたの名前」というところを、いろいろ変更してみてください。動的に内容が変化するのが分かると思います。

 

 これはどうなっているんでしょうか?

 「2-2 PHPの動作」のところで見た、下の図を思い出してください。

figure2

これと全く同じことを、あなたのパソコンの中で行なっているのです。ただ違うのは、ネットワークに繋がっていなくても大丈夫だということです。どういうことでしょうか?

 ブラウザのアドレスバーに「127.0.0.1」というのを打ちました。普通ですと、www.yahoo.co.jpとかgoogle.comとか入力するはずです。

 この「127.0.0.1」をループバックアドレスというものです。

ループバックアドレスとは、ネットワークカードなどに割り当てられた特殊なIPアドレスで、そのコンピュータ自身を示すIPアドレスのこと。あるコンピュータがネットワークを通じて提供している機能に自身で動作する別のソフトウェアからアクセスする場合や、ネットワークを利用するソフトウェアのテストなどに用いられる。

 start.batをダブルクリックしたウィンドウにも127.0.0.1という文字が見えると思います。

 つまり、同じパソコン内の閉じられたネットワークを通して通信を行なっている、ということになります。ですので、インターネットに公開されたりはしませんので、安心してくださいね。

 

 本来なら、ウェブページをインターネットに公開するだけでも、ウェブサーバーというものが必要になります。上図で言うと右側のゴツいコンピューターです。そのコンピューター上で動く、httpサーバーというソフトが必要になります。Apacheや、Nginxが有名です。(サーバーという語は物理的なコンピューターを表すこともあれば、ソフトを表すこともありますので、混乱なさらないように…)

 しかし、この講座ではインターネットに公開するわけではないので、とりあえず動作が分かるために、PHPが内部に持っている、ビルトインウェブサーバーという機能を使います。

 この機能は簡易的なhttpサーバーとして動作し、.phpという拡張子のファイルをPHPが実行して結果を返すことができます。その他の拡張子のファイルは、何もせずに(本当はちょっとしてますが)ブラウザに返します。ちょうど上図のネットワークから右側の部分をすべてPHPが担当する、ということになります。

 簡易的なものなので、当然インターネットに公開したりすべきではありません。

 これからPHPを仕事としてバリバリ使うぞ!という方は、このhttpサーバーについてもう少し詳しく調べてみることをお勧めします。

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